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RetinaのiMacは今年後半に出そう

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iOSアプリ開発機購入指南で、iMacについてはやめておいた方が良いと書いたけれども、今年後半に(まあ、現在もう6月なので後半だけれど…)RetinaディスプレイのiMacが登場したら、話は変わってくるかもしれない。

Retina iMacのメリットとは

そもそもRetinaというのは、Apple社がiOSデバイスのマーケティング用に勝手に作った概念で、人間の目でピクセルの一つ一つを認識することができないと言われている200〜300ppi以上の解像度のディスプレイについて、Retinaと言っているようだ。ピクセルの一つ一つを認識できないと、曲線部分がギザギザに見えてしまうのではなく、紙に印刷されたもののように自然に見えるということで、Apple社はそれを自社デバイスの強みとしている。
指南で推奨したMac miniと外付けの安いディスプレイの組み合わせであると、Retinaの大画面ディスプレイという選択肢が無い。市場に出ている4K2Kディスプレイもまた高解像度ディスプレイの代名詞のようになっているけれど、4K2Kとはすなわち横4000ピクセル×縦2000ピクセルありますよということなので、画面サイズが大きくなればなるほどppiは下がる。27インチだと、大体160ppiくらいになるのでRetinaにはならない。
Retina iMacの27インチが出たら、それはPCで初めて27インチクラスのRetinaディスプレイということになる。Appleは同時に外付けディスプレイでも同サイズのものを出すかもしれないが、純正外付けディスプレイは大抵割高になる。安く買うためには、本体とセットになったiMacが良いということになるだろう。iMacについてはAppleも戦略的価格で出してくるであろうから、なおさらお得感のある選択肢になると思う。

それでRetina iMacはいつでるの?

このRetina iMacの登場の証拠が、OSX Yosemiteのベータから見つかっているようなのだ。iMacの解像度設定に、27インチiMac用と思われる6400×3600ドット(3200×1800ドットHiDPI)、 5760×3240ドット(2880×1620ドットHiDPI)というものと、23インチiMac用と思われる4096×2304ドット(2048×1152ドットHiDPI)という記述があるそうだ。
ということで、希望的観測を言えばOSX Yosemiteの正式リリース時期である今秋あたりに登場してくれることだろう。

現行iMacも安くなっているよう

次機種で大幅な世代交代となることが確定しているからか、現行のiMacは価格がこなれてきていると言える。約束された次機種がいつリリースされるかは分からないから(技術的困難に当たって発売時期がずっと先にずれるといった現象、Macでは本当に良くある)繋ぎに入手しておくのもアリかもしれない。

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iMacのディスプレイは反射が最悪という個人的感想を持ったのは、現行機種より一つ前の世代のものについてで、現行のものは反射を抑えてあるというからあまり気にならないかもしれない。まあ、減価償却の関係なんかで大きな買い物をしておきたいのなら、選択肢に入れても良いと思う。

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