Swift1.0を含むXcode6のGMが公開
大体2週間の間隔を空けてbetaのヴァージョンナンバーが上がり続けていたXcode。9月9日のiOSイベントで、iOS8の提供開始日時が9月17日と発表されるとともに、Xcode6も出荷版(GM)が公開され、betaが取れることとなった。
OSXアプリケーションは依然betaを使う必要あり
Xcode6のGMではしかし、今のところOSX用のAppは作成できない。同時に公開されたXcode6.1-betaの方をダウンロードして使う必要がある。Xcode6.1のブランチでは、今秋登場予定といわれるOSX 10.10 Yosemite向けのアプリ開発が引き続き可能となる。
Swiftは1.0となるが、メジャーナンバーへの到達にそれほど意味は無さそう?
Swiftには、1.0というメジャーヴァージョンナンバーが与えられた。一見言語仕様が固定された喜ばしいニュースのように見えるが、実際のところSwift1.0の意味合いはfinalリリースという扱いというわけでなく、あくまでGM、これからもマイナーナンバーを刻むにつれ言語仕様の細かい変更が盛り込まれる。
発表イベントに合わせた、まやかしのヴァージョンナンバーであって、後々1.0時点のSwiftの仕様というのが何かの基準になったりすることはないだろう。解説書を執筆するタイミングも難しいだろうね。
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