食わず嫌いも勿体ないので、OSX Mavericksを導入してみました
Xcode6 beta3が無料登録ユーザにも配布されるということになり、喜び勇んでダウンロードしたら、OSX Mavericksが必須だったというエピソードの続き。結局、Mountain Lion環境の安定性を捨ててMavericksに飛びつくことにした。その理由は、大体以下のようなもの。
- OSX Yosemiteが出たら、さらなる互換性問題が発生するかもしれない
- でも、Yosemiteが出てしまったらMavericksへのアップグレードパスは切られるだろう
- Xcode6正式版が出ても、Mavericksは対応環境に入っているはず
- 一方、正式版でMountain Lionまで対応環境が広がることは期待できそうにない
幸いアップグレード後に動かなくなってしまったアプリケーションは僅かであり、多くのアプリケーションは最新版アップデータを適用したら動作した。Xcode6の導入と引き換えに動かなくなってしまったアプリケーションのために合掌。
Mavericksを導入して何が変わったか
Mountain Lionとの比較で何が変わったか。実感できる部分はあまり多くないのだけれど、実用的な部分でいえばラベルをつけていたフォルダ・ファイルが、項目名全体にラベルの色がつかなくなり、ラベル色が小さな丸で表示されるようになってしまった。項目をドラッグしてフォルダ内に放り込む場合など、対象が分かりにくくなってしまった気がする。
また、アップデートにより無線の自動接続設定が引き継がれず再設定が必要になったため、設定書を探すため部屋中をひっくり返す必要があった。まあ、これはちゃんと管理していない私が悪いか。
何かしら重い動作を行ったとき、Mountain LionではGUI表示を優先して処理を行い、その後虹色カーソルがくるくる回って、場合によってはハングしてしまっていたのだけれど、Mavericksの場合はGUI表示の優先度が下がり、ウィンドウ移動などの操作に対する描画がワンテンポ遅れてされる代わりに、スラッシングによるハングが少なくなったように思う。
上にも書いたことだけれど、YosemiteがうんざりするようなOSであったとしても、Mavericksへの無料アップグレードパスは塞がれてしまうことが予想されるため、正式リリース前にMavericksを一度入れておいた方が良いと思う。
これでようやっとSwiftに触ることが出来るようになった。次回辺りからこのブログもSwiftブログに変貌しているはずさ!
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