iMac21.5インチエントリモデルが108,800円で登場&Xcode6 beta2のリリース
iOS/OSXプログラミング用に、手頃な価格で買えるMac一式を探している向きには朗報だろうか。Apple社がモニタ一体型デスクトップ機iMacのラインナップに、これまでの最低価格機種より23,000円の値下げとなる、108,800のエントリモデルを加えてきた。スペックはCPU部分が2コアの1.4GHz(Turbo Boost時最大2.7GHz)Core i5、またビデオカードは内蔵のIntel HDグラフィックとなり、上位の4コアCore i5 2.7GHzとIris Proビデオカードの組み合わせとの差別化を行っている。
エントリiMacは開発機としてどうか
iMacについては、今年中のRetina化が噂されていることもあり、待ちかあるいは開き直り購入のどちらかにするのが賢明だ。また、キーボードとマウスが付属し購入してそのまま実践投入できるというメリットはあるものの、開発機として個人的に勧めたいのはMac miniである。したがって今回登場したiMacに個人的に食指が動くかといったら、全く動かない。
ただ、それは開発機としてスペックが全然足りないと言う意味ではない。このエントリiMacでも、相当重いグラフィック処理などが動かない限りは充分に用に足るだろう。拡張性も悪くない。
そして、開発機やネットサーフィンといった用途以外で、メディア編集などの用途に使うことはすっぱり諦めた方が良いようだ。スペックはマルチコア動作時で4年前のミドルレンジiMacと同じほどになっている(GeekBench)。つまり、本当の本当に割り切る場合の選択肢ということになろう。
Xcode6 beta2の登場
同じ頃、Xcode6の二番目のプレビューヴァージョンとなるbeta2が公開された。今回のbeta2は、細かいバグフィックスなどが中心。強制終了の不具合が修正されているので、開発者はアップデートしておこう。
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