Appleが新開発言語のSwiftを発表!とりあえずサイトを作ってみた
2014年の6月2日(日本時間6月3日)に行われたWWDC2014の基調講演で、Apple社が新開発言語のSwiftを発表しました。
Swiftという名前のプログラミング言語は既に存在していたものの、半ばゴリ押しのような形で新言語の登場を宣言。これからはSwiftと言えばApple社のモノを指すようになるのでしょうね。
SwiftとObjective-Cの関係は?
SwiftはiPhoneやiPadに載せられたiOS、それからMacのOSXのアプリケーション開発言語としてデビューしました。これまでそれらのOSの開発を担っていたのは、Objective-CというOSXどころかNext以前からあったような古めかしい言語でした。勿論時代の流れに合わせて適宜ヴァージョンアップがされていましたが、なにしろJava等よりもずっと古い言語でしたから、プログラミング言語の潮流というものを無視した、Objective-C以外には無いようなクセを抱えた言語でした。
Swiftはその点、Javaよりもさらに新しい潮流を取り入れた、モダンな言語だということです。言語の開発もObjective-Cを洗練させるという流れで始まったのでなく、2010年から、Chris LattnerというApple社員1人のプロジェクトとして始まったものであるそうです。Objective-Cと比べるととにかく取っ付き易いSwiftは、iOSプログラミングの敷居をずっと低くするために導入されたということです。ゆくゆくはObjective-Cを置き換えるものとして考えられているのではないでしょうか。
とりあえず、手をつけてみる予定
私自身はPHPやJavaScriptといったユルユルな言語にどっぷり浸かっていたもので、最近のプログラミング言語の潮流とも全く無縁のところにいました。したがって、Swiftを習得することで、モダンな言語と邂逅しよう!というのが目論見で、そのためにとりあえず情報を発信するサイトを作ってしまったという段階です。
同じくWEBプログラミング中心だった人と、一緒に学習し成長していけたらいいなと思っています。
まだまだ情報は少ないですが、目をキラッキラにして期待しておきましょう。
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